巻き爪

巻き爪は、爪だけの問題ではなく、外反母趾や浮き指で、足指が地面をしっかり捉えて、歩けていない事が問題です。

なので、皮膚科や巻き爪のケア専門店で、ワイヤーやプレートで、爪の端を引き上げて、1年ほど掛けで形を改善しても、また1年で元に戻ってしまうのです。

しっかり指を使って歩けるようになると、巻き爪も改善し再発も起こりません。

親指に巻き爪は多く発症しますが、浮指の場合には、人差し指・中指・薬指にも、巻き爪は起こります。

傾向として、指が細く、爪もなかなか伸びない、若しくは爪自体が小さいなどが見受けられます。

他には、深爪や窮屈な靴なども、原因の１つです。

このような方にレメディでは、巻き爪に特化したオンライン無料カウンセリングを行っています。

足指に痛みがあり、変形が中程度で、しっかりと歩ける足裏や姿勢を取り戻したい。

来店回数の目安…約10回

改善期間…3か月

市販の巻き爪グッズを使うことは、注意が必要であり、専門家の指導なしで使用することは避けるべきです。

巻き爪はその原因や進行度によって異なる施術法が必要となります。市販の巻き爪グッズは個別の症例に合わせて設計されておらず、原因が正確にはわからない場合、適切な施術を行うことが難しいです。

誤った方法で市販の巻き爪グッズを使用すると、症状が悪化する可能性があります。例えば、巻き爪の爪を無理に持ち上げることが、感染症を引き起こすリスクを高めることがあります。

誤った方法で巻き爪を施術しようとすると、かえって痛みを増加させることがあります。爪を傷つけたり、周囲の組織にダメージを与えたりすることで、痛みがひどくなる可能性があります。

巻き爪の改善を目指す際に、インソールを使うことは注意が必要です。

インソールは足のアーチをサポートするために設計されていますが、巻き爪の原因は足の爪の形状や爪の成長に関係しています。インソールは足のアーチを調整することに主眼が置かれており、巻き爪の根本的な原因にはアプローチできません。

巻き爪には歩行や足の負荷のかかり方が影響していますが、インソールは歩行時の姿勢や負荷を調整するための補助具に過ぎません。本来、巻き爪を改善するためには、足の指の使い方や歩行の矯正を含めた個別のアプローチが必要です。

インソールを使うことで、足の筋肉がサポートされ過ぎて使われなくなることがあります。これにより、足の筋力が低下してしまい、本来の自然な歩行や足の動きを行う能力が衰える可能性があります。

巻き爪を放置することは、様々な健康上の問題を引き起こす恐れがあります。

巻き込んだ爪が周囲の皮膚に圧迫をかけ、痛みや炎症を引き起こします。普段の生活で歩行や靴を履く際に痛みを感じ、日常生活に支障をきたすことがあります。

巻き爪があると足裏の負担が偏ってしまい、歩行や足の動きが不自然になります。これにより、他の部位にも負担がかかり、膝や腰などの関節や筋肉に問題が生じることがあります。

巻き爪は自然に改善することはなく、放置すれば徐々に症状が悪化する傾向があります。早期に適切な施術を受けることで、悪化を防ぐことが重要です。

その他に、遺伝的要因、誤った爪の切り方、狭い靴の履き過ぎなどが考えられます。

レメディでは患者さんの痛みに配慮し、施術はできるだけ痛みの少ない方法を心掛けています。

巻き爪の管理

（Ingrown Toenail Management）

巻き爪は、爪が皮膚に食い込み、痛みや炎症を引き起こす状態です。この研究では、部分的な爪の切除（部分爪母切除）に特化しており、フェノール法による化学的切除が再発率5%以下という非常に効果的な治療法であることが示されています。術後の痛みや出血も少なく、患者の負担が軽減されます。

フェノール法を用いた部分爪母切除は、再発率が低く、術後の回復が良好です。

巻き爪に対するフェノール法による切除は、効果的かつ低侵襲な治療法です。

巻き爪治療における低侵襲ネイルフィクサーの使用

（Treatment of Ingrown Toenail with a Minimally Invasive Nail Fixator）

このランダム化比較試験では、従来のWinograd法と新しい低侵襲ネイルフィクサー技術を比較しました。低侵襲ネイルフィクサーは、術後の回復が早く、痛みも少ないことが確認されています。

フィクサーを使用した治療法は、Winograd法に比べて回復が早く、術後の痛みも軽減されました。

低侵襲ネイルフィクサーは、巻き爪治療において従来の方法よりも有効で、患者への負担が軽減されます。